12年前に突如として日本に現れた謎の生命体「ヘテロダイン」。このヘテロダインに対しては、軍の総攻撃も効果を発揮せず、最終的にOE兵器が使用されるという悲劇をもたらし、事件は一応の解決を見た。この脅威に対抗するため、国連安全保障軍（安保軍）が建設したスーパーロボット「ダイ・ガード」は、事件後に制定された『界震災害関連法』に則り、安保軍の対ヘテロダイン部隊が民営化され、同軍が主たる株主となる対ヘテロダイン対策を目的とした民間警備会社「21世紀警備保障」に組織が移された。しかし、その後12年間ヘテロダインは姿を現さず、「無用の長物」として見なされるようになり、ダイ・ガードの維持管理は広報活動の一環として総務部の「広報2課」によって行われていた。西暦2030年のある秋の日に、熱海で再びヘテロダインが突如出現。現場にいた21世紀警備保障の社員であり、ダイ・ガードのパイロットである赤木は、避難命令を無視してダイ・ガードを稼働させ、災害支援に向かった。